【経験談】次の職場を決めずに退職もあり!メリットや注意点を解説

働き方
次の職場を決めずに退職するか悩んでいる人
次の職場を決めずに退職するか悩んでいる人

転職したいけど、忙しすぎて仕事をしながら転職活動をする余裕がありません。一旦会社を辞めてからじっくり時間をかけて転職活動したいのですが不利になるでしょうか・・・。
周囲からは次の職場を決めずに辞めることに対して不安を煽られています。それになかなかない機会なので、できれば少し休息期間を設けてから転職活動を開始したいです。

本記事ではこういった考えをお持ちの方向けに、次の職場を決めないまま退職することについて僕なりの見解をまとめてみました。
僕自身、前の会社は次の職場を決めずに退職しました。
僕は次の職場を決めずに退職することに対して否定的ではないのですが、どういう考えでそうしたのか、また実際に次の会社を決めずに退職してどうだったかなどの実体験を踏まえて書いていこうと思います。

注意:ご結婚されているならなるべく次の職場を決めてから退職したほうがいいと思います。
心身が疲弊しているのであれば次の職場を決めずに退職するのもありだと思いますが、それでも体力の回復を待ってすぐに転職活動を始めるべきと思います。自分の収入に頼っている人が他にいるなら、なるべくではありますが収入源の確保を最優先した方がいいと思います。

次の職場を決めずに退職することのメリット

次の職場を決めずに退職することのメリットとしては、

  • 今後のことをじっくり考えることができる。
  • 会社員時代にはできないことができる。

が挙げられます。

今後の方向性をじっくり考えることができる。

次の職場を決めずに退職することの一番のメリットとしては、今後の方向性をゆっくり考えることができることだと思います。ブラック企業などで心身が疲弊していると、まともな思考をすることができないと思いますし、そもそも転職活動に割く時間すら確保できないと思います。そういった方は会社を辞めてじっくり転職活動を開始した方が悔いのない転職活動ができるのではないかと思います。

また、正社員転職を目指す場合には、採用を担当している方は長期的な活躍を期待して採用を決定していると思います。じっくり時間をかけれないままあせって次の職場を決めてしまうと、結果的に短期離職につながってしまうのではないかと思いました。

短期離職は自分にとっても採用した会社にとってもよくないことだと思うので、できるだけそれを避けるためにも時間をかけて転職活動をするべきで、そのために時間を確保する手段として次の職場を決めずに退職するという選択をとるのもありだと思います。

転職向けのおすすめ書籍

ここで、転職向けのおすすめ書籍を紹介しておきます。僕が退職した後に読んでみてためになることが多いと思えた本です。退職して時間ができたときなどにでも読んでみてください。

会社員時代にはできないことができる。

会社員時代だと長期の休暇をとろうとしてもせいぜい1週間ほどではないでしょうか。離職中だと自己責任ですが自由に使える時間が増えるので、例えば長期で旅行に行ったりすることができます。

僕も海外へ一人旅してみたのですが、今後のことをじっくり考えることができてとてもよかったです。収入が絶たれてる状態かと思いますが、東南アジアでドミトリーの部屋の宿にすれば、2週間程度で10万円ぐらいで旅行することができます。個人的には一人旅すると考えを整理できるのでおすすめです。僕はタイへ旅行したのですが、必要にになった持ち物をまとめましたのでよかったら見てみてください。

せっかくの機会ですし、これまでの自分へのねぎらいもかねて、少しぐらい小休止するのもありだと思います。

次の職場を決めずに退職するかどうかの判断基準

次の職場を決めずに退職するかの判断基準としては、

  • 一時しのぎとして納得できる貯蓄または副収入があるか
  • 年齢
  • 景気
  • 在籍期間

などを考慮すれば良いと思います。

一時しのぎとして納得できる程度の貯蓄または副収入があるか?

次の職場を決めずに退職する場合、内定がとれない状況が続くことも考えられます。こういう状況に備え、日頃から貯蓄や副業収入を意識しておきたいところです。僕は貯蓄の考え方はお金は寝かせて増やしなさいを参考にしました。

この本は主にインデックス投資のことについて書かれているのですが、生活防衛資金についての記載もあり、生活費(月々に口座から引き落とす額)×24か月分をベースにすべきと書かれています。例えば、月々の口座からの引き落とし額が18万円なら18×24 = 432万円ですね。

実際に会社を辞めた場合には、国民健康保険・国民年金・住民税を全て自己負担になるので、月々の引き落とし額はさらに増えることを想定して計算してください。

年齢は重視される傾向にある。20代の方が重宝されやすい。

世間の風潮的に、転職市場において若い人材ほど重宝される傾向にあるように感じました。転職活動をしていると必ずと言っていいほど年齢を聞かれます。20代であればポオテンシャル採用されやすい傾向にあるので、転職においては有利になりやすいと思います。

個人的にはなんで若い人材のほうが重宝されるのかいまいち納得はできてはいないのですが、今の世間的にはこういう傾向にあるようです。僕自身、30代になったら次の職場を決めて退職するようにするか、退職後すぐに転職活動を開始しようと思っていますが、こういうよくわからない風潮は5年や10年経つとなくなっているかもしれませんね。

実務経験は2年以上あると良い。

在職期間については、求人を拝見していると採用条件に「実務経験が2年以上ある方」という記載が多く見受けられたので、2年以上は実務経験があったほうがいいのではないかという見解になりました。また、いろいろな会社での経歴を合わせて2年というよりも、できれば1つの会社で2年以上の実務経験があったほうが良いと思います。

というのも正社員転職を目指す場合には採用を担当している方は長期的な活躍を期待して採用を決定していると思うので、短期で退職している場合は採用してもすぐに辞められてしまうんじゃないかと思われて採用につながりにくくなるのではないかと思ったからです。

2年というのはあくまで目安であってこれまでの自分の経歴を見直しつつ判断してください。

景気はどうか?

現状の景気がどうなっているかという視点も、次の職場を決めずに退職するかどうかの判断で大切な要因になると思います。政府が公開している有効求人倍率を参考にしてみたり、職場や取引先での人員の流動に着目してみると良いと思います。

また、転職エージェントが主催している合同企業説明会に参加してみるのも良い手段だと思っています。合同企業説明会に参加してみて、各企業の採用担当の方とお話してみると、ざっくりとではありますが景気の良し悪しや人手が足りているのかそうでないのかなどの背景が見えてくるのではないかと思います。僕は合同企業説明会へ参加した経験を通して「場所を選ばなければ、どこかしらの会社様から内定は頂けるんじゃないか」という感覚になることができ、退職への後押しにもなりました。

こういう気持ちになれるととても心強いのでおすすめです。僕はdodaが主催している合同企業説明会に参加しました。

次の職場を決めずに退職する場合の注意点

次の職場を決めずに退職するにあたり、注意点としては

  • 退職後もリテラシーは落ちないようにしておく。
  • 現状に対しての危機感をもっておく。
  • 次の職場を決めずに退職しようとしていることは周囲には話さない。

が挙げられます。

退職した後もリテラシーは落ちないようにしておく。

次の職場を決めずに退職する場合、次の職場が決まらない状況が続くことも考えられます。

会社を辞めてから時間が経つとこれまでのノウハウを忘れてしまうことも考えられますし、離職して半年以上経ったあたりを目途に面接などで会社を辞めてから何をしていたのか聞かれることが多くなると思います。こうしたことの対策として、リテラシーが落ちないような行動をしておくことが大事かと思います。

志望する業界によって何をしていくべきかは異なるかと思いますが、僕の場合はIT業界を志望していたのでプログラミングの勉強やブログの運営やアプリのリリースなどをしていました。

現状に対しての危機感はもっておく。

離職期間に家にずっといてだらだらするなど、目的なく過ごすのはよくないと思います。
何かしら自分の中での目標や目的を定めて、有益な時間になるよう意識したほうがいいです。
自分の今の状況が綱渡り的な状況であることは自覚しておくべきです。

次の職場を決めずに辞めようとしていることは周囲に話してはいけない。

次の職場を決めずに退職することを決めた場合、そのことはできるだけ周囲に話さない方がいいです。できれば「絶対に」と言いたいところですがなかなか嘘はつきにくいと思います。
次の職場を決めずに退職しようとしていることを知られると、一部の引き抜きを行っている人間に目をつけられ、強引な勧誘をされることが考えられます。

強引な勧誘をされた話

ここでちょっと僕の体験談をさせてください。
僕自身ただでさえ激務で疲れ果てているところへ強引な勧誘をうけ、社長面談へ連れていかれたことがあります。

ここではその勧誘者をAとしますが、僕はその当時は客先に常駐して働いており、Aは元々は僕と同じ派遣元の会社の社員で、転職を何回かした後に常駐先の会社に入社し僕の顧客として同じ職場で働いていました。

僕は派遣元の上司からのパワハラや業務妨害の影響で仕事への意欲が湧いてこない状態になっており(この記事の冒頭部分を参照)、業務の効率が落ち仕事が順調にいっておらずAからは散々侮辱をされ続けていました。

例えば、「本当はお前には頼みたくはないけど、他の人の手が空いていないから仕方なくお前に頼んでいる」というようなあからさまな態度をとって仕事を依頼してきたり、残業時間に派遣社員が僕だけ残っているときに、隣の席の若手社員に僕を除いた派遣社員全員の仕事ぶりの具体的な評価を話し始めたりされました。

さすがに目の前で僕のことを話されることはなかったですが、僕自身仕事が順調に行っていないことは自覚しており、当時は派遣社員は21時までしか残業をできない決まりだったため、「21時以降にお前が帰ったあとでお前の悪口を言うからな」と言われているような気分で本当に苦痛でした。
その他にもいろいろなことを言われ続けていたのですが、その中でも一番屈辱的だったのが、

「君の派遣元の会社って、客先常駐させる人は評判悪い人ばかりだよね。お客さんに対して失礼だよね。」

と言われたことで、これって要は「今お前がここにいるのは失礼なことだ」ってことですよね。

こんな屈辱的なことを言われたのは初めてで、当時は怒りは募ったものの確かに迷惑をかけてしまっていた部分もあったので聞き流していたのですが、そんな態度をとっておきながら僕が退職することとその経緯を知った途端に共感し、手の平を返して自分が前にいた会社へ勧誘してきました。(ここではAが、僕が退職すること及びその理由(派遣元の上司からのパワハラや業務妨害)を知った経緯は省きます。)

そのときのAの勧誘のうたい文句としては、

  • 今この瞬間に断ったらチャンスを逃す(クロージング)。
  • 話を聞くだけでもいい。
  • 次の職場を決めずに辞めたらフリーターになるしかない。もったいない。
  • 退職してすぐに次の会社に入社しない人は前職をクビになったんじゃないかと思われる。
  • 退職してすぐに次の会社に入社しない人は計画性がない人だと思われる。
  • 離職期間が少しでも空くと他の会社からは不採用にされていると思われ採用されなくなる。

ほかにもいろいろあったと思いますが、延々と次の職場を決めずに退職することのデメリットを言われ続けめちゃくちゃ不安を煽られました。そんな訳ないだろと思う内容も中にはあったのですが、先行きが不安だったこともありかなり不安になりました。

そのあと半ば強引に社長面談に連れていかれ、そんなことをされつつも面談後にAに丁重に断ろうとしていたら、挙句の果てには「世間の厳しさを分かっていない!」と怒鳴りつけられました。これにはもうさすがにキレました。

Aが無礼過ぎたことや、今後のことをじっくり考えたかったことや、個人的にではありますがAの勧誘に応じることが企業倫理的にどうなのかと疑問に思った部分があったので断ることにしたのですが、会ってくれた社長と営業の人に申し訳ない気持ちになり精神的にかなり疲弊しました。1日ぐらいなんてメールを返すか考えてました。

Aのふるまいはさすがに都合よすぎで、いいように振り回されて本当に腹立たしかったです。僕のためを思っている体で勧誘してきていましたが、Aの利己主義としか思えなかったです。

退職してからしばらく経ってもAへの怒りは消えませんでした。退職したのは派遣元の上司が理由だったのですが、その派遣元の上司への怒りが一時的にうすれたほどでした。
(その後派遣元の上司からは退職する際に教えてほしいと言われたので善意で教えてあげたメールアドレスに対して冷やかしのメールを送ってこられ、再び怒りが募りました。当時は本当に倫理観に欠陥のあるような人達に目をつけられていたと思います。)

同じような思いをしてほしくないので、なるべく次の職場を決めずに退職しようとしていることは周囲に話さない方がいいと思います。

最後に

インターネットで「空白期間」とかで検索をすると、次の職場を決めずに退職することへのネガティブな記事が多く見受けられます。
一理ある部分もあるとは思いますが、中には早く人材を入社させることによって利益を得る人たちのポジショントークも含まれていると思います。

判断は各々に任せますが、僕を含め誰かの言い分を真に受けて行動するのではなく、ご自身なりの考えをもって行動していただければと思います。
偉そうなことを書いてしまいましたが、本記事はこのあたりで終わりにしようと思います。
参考になれば幸いです。

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